Ambi Climate の人工知能は、その環境下でのユーザー快適予測を立てます。デバイスがエアコン/ヒートポンプに送る設定指令は、今後数時間のうちに起こる設定変更の予測に基づいています。


「暑すぎる」「寒い」などのフィードバックをユーザーから受け取ると、人工知能は最新のフィードバックをもとにユーザーの快適予測を立てます。フィードバックがアップデートされると、その内容は、アプリの画面中央や、画面上部のルーム名称の下の位置、または室内気温と湿度の読み取り値の横に、バブルの形で表示されます。


新たにフィードバックがあるたびに、人工知能は、ユーザーの体感や環境条件の情報にアクセスし、現在の設定がユーザーの快適環境に達しているかを評価します。ほとんどの場合、人工知能は即座に設定を調整し、赤外線のコマンド信号をエアコン/ヒートポンプに送信します。ただし、反応がない場合もあります。


そういった場合には、次のような原因が考えられます。

  1. ユーザーからの最新のフィードバックを考慮しても、現在の設定は2-3時間内に快適な状態まで持っていくのに有効だと人工知能が判断した
  2. 現在の設定は、人工知能が知りうる限り、すでに可能な限りの最低/最高温度設定となっており、それ以上の調整はできない
  3. 人工知能は快適予測を行ったが、そこで出てきた結果は不合理であるとの結論に至り、無視された


デバイスがフィードバックに対して反応を示さない場合で、上記の「2.」に当てはまらない場合には、再度フィードバックを送るか、直前のフィードバックよりも強いレベルのフィードバック(たとえば、「寒い」ではなく「寒すぎる」)を送ることにより、人工知能に反応を促すことができます。